歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
すると突然、汗をだらだら流したJINくんが外からBARの店内に慌ただしく入って来る。






「ど、どうしたの!?」

「“どうしたの?”て…それはこっちのセリフや!sAra.さんどこ行ってたん!?」


「え…と・・そこの路地で、紅としゃべってただけだよ?」



私がそう言うと、JINくんはその場にへなへなとしゃがみこむ。






「大丈夫!?」

「なんやねん(汗)sAra.さんが行方不明とか言うから、めちゃめちゃ探したわ…」


え…

「ウソ!?」

「ウソやあらへん(汗)てゆうか、ウソついてどーすんねん…」


BARの店員からおしぼりをもらい、汗を拭くJINくん。






「…ご、ごめんねっ!すぐそこにいるからいいと思って‥誰にも声かけなかったんだ(汗)」

「次からはちゃんと声かけないとアカン…もちろん俺にもな(笑)」


JINくんはそう言って、ニコッと笑った。





「おしぼりじゃアカンわ。ちょっと顔洗って来る…」

「あ‥私も手伝うよっ」


迷惑かけたんだし…それくらいしないとね…

私はJINくんとパウダールームへ向かった。
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