恋愛契約-私とアイツの関係-

男嫌い克服大作戦第2弾



「おい、妃…」


「ぶふー!!!!!!」







女装凌雅(私達の中では凌子ちゃんと呼ばれている)と暮らし始めて早1週間。







未だに、慣れません。






「てめぇ…。」


「ご、ごめんなさい!」






思わず吹き出してしまう姿。



もの凄く、もの凄く美人なんだけど…。
(悔しい位に)





凌雅だと思うと笑ってしまう。








「あ、それで、何?」



「飯。」




そう一言言うと、部屋の扉をゆっくりと閉じた。







いつか、平気になる日が来るのだろうか。





そんなことを思いながら、私はリビングに向かった。








こんなことをしながら生活すること、早1か月がたった。


< 153 / 179 >

この作品をシェア

pagetop