私を助けた野球馬鹿
野球馬鹿

キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン♪

「はぁ...やっと終わったぁ」


私は山口 夏美(ヤマグチ ナツミ)

中学2年生。
ちなみにフリー。


今は12月。
寒くて寒くてたまらない。

学校の授業ってものは
私にとっては苦痛でならない。

だから、
授業が終わるたびに寝るzzz



バッコ―――――ン!!



「いったぁぁぁぁぁい!!!」

叩かれた私は
相当大きな声で叫んだらしい。

「何、寝よっとか?」

(くっそ〜〜!)

大事なお休みTimeを
見事に邪魔してくれた犯人。



こいつは中山 隼士(ナカヤマ シュンジ)

同い年で同じクラス。
それに席が隣。
かなりの野球馬鹿。

おそらく、男子の中では
1番仲がいい。

「付き合ってんの?」
と聞かれることもある。


そうだといいけどなー…


そぅ。私はこいつが好きなの。
なんだかんだ言っちゃって//

でも、気持ちは伝えない。



こいつの…隼士の好きな人は

私の友達だから。

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