幸せの明日
アタシは部屋の中へ入ると鞄を置いて深呼吸をした。

―ドサッ―
「!!」
おやじはいきなりアタシをベッドに押し倒した。
「恵ちゃ〜ん♪♪」
おやじの顔が近づいてくる。
そして乱暴にアタシの唇に自分の唇を押しつけた。
「ん…ん‐!!」
「ハァ…ハァ恵ちゃん可愛いよ♪♪」

そしてアタシの服を脱がし始めた。

『いや…触んないで…』
アタシは強く目を閉じた。祐樹…祐樹…
おやじはひたすら腰を振っていた。

アタシの目からは一筋の涙が流れた。
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