愛から生まれた悲劇
私はちがついたドレスを脱ぎ、楽なカッコになった



スカート丈の長いワンピースに。




彼に伝えた


「好きだよ」って。



目を見開く彼の姿に小さな笑みが出てしまう



「あなたと一緒にいたかった。でも・・・」


「一緒にいるとあなたもつかまってしまう」



「・・・だから・・・私、1人でどこか遠いところに行くね」



「お前・・・」



「誰も私のことを知らない場所へ」



「警察にいってもいいよ」


「・・・」



彼の言葉をさえぎるようにどんどん話を進める。




「私は自分のやってしまったことを・・・」


 ・・・・・
「捕まったらつぐなうから」



「逃げるってことか」



「えぇ」


もちろん、というように答えた



「誰にも言うつもりはない」



なぜ?そう問いかけると彼は「知らない」だって。変なの




「それじゃ・・・また会えるといいね・・・」



その言葉を最後に真夜中の道へと消えていきました



「「さようなら」」
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