人魚姫

ホストクラブ

「いらっしゃいませ!」

久々だなぁ…

「おはよう、翔。席こっち。」

案内してくれたのは
翔の口座の『海』。

海「おはよう(^O^)
初めてやんなぁ?」

翔「せやで。
新規周りしたげてや。」

海「了解。で何飲む?
翔はお茶やんな♪」

姫「お茶割りハーフで。」

海「お酒強いの?」

姫「そこそこ。」

と聞きながら
手際良く作ってくれた

3人で話してると…

「ど〜も〜おはよう♪」

元気なホストが来た。
元気だなぁ…
疲れる(汗)

姫「おはよう(苦笑)」

きっと笑いは
引きつってたと思う。

「あっ
めっちゃ目綺麗!!」

はっ?何言うとんねん!!
こいつと思いながらも
そこはあたしも接客業。

姫「はぁ…そうかなぁ」

「うんうん。
惚れそうやわぁ♪」

軽っ(°д°;;)
流石に接客業のあたしも絶句…

姫「………」

「あっ俺『誠』な♪
これ名刺よろしく!!」

とりあえず貰って話してたが
テンション高っ(苦笑)
仕事後で疲れてた
あたしには正直キツかった…
翔は海と楽しそうだし
邪魔しちゃ悪いしなぁ。

顔は好みだが性格が…
細身は苦手だ…

誠「次と変わるわぁ。
番号交換しよ♪」

赤外線で交換した。

誠「ごちそうさま〜。」

と言って
他の席に行った。

翔「姫今のどう?」

姫「顔は好みやけど
細いしなぁ…
しかもテンション
高過ぎ(苦笑)」

翔「そっかぁ…
ゆっくり決めたら?」

決めるつもりは
なかったけど

姫「せやな(*^_^*)」

翔と話してると

「何の話してんの〜?
俺もまぜて〜や♪」
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