お伽話
バンッ!!!!!
ルナの部屋のドアが勢いよく開けられた。
「ルナッッッ!!!!!」
叫ばれた名前
力強い腕
早い鼓動
ルナはサンの腕の中にいた。
「怪我はっっ!?痛むところはあるかっ!?」
「サ、サン・・・、ど、どうし・・・。」
「男がさっき部屋に来た。」
えっ?
「お前を、・・・。」
そう言い掛けると
口を閉ざしてしまったサン
「・・・サン?」
続きを話してほしくて
目をサンに合わせる。
「いや・・・、なんでもない。」
無事でよかった。と安心した笑顔を向ける。
ルナはそのサンの笑顔を見れただけで
そのまま温かい腕に抱かれた。