お伽話
警戒しながらも
可愛らしい家に足を急がせる
コンコン
ドアを控えめに叩く
だが、物音一つしない
そっとドアを開ける
「失礼します・・・」
「こんばんわぁ、姫様♪」
ルナの背後には涼しげなリジェンの姿
「お一人ではなかったみたいですね?」
「えっ・・!?」
「ぜーーんぶ見ていたもので
まさか、兵士が着いてくるとは・・・」
残念ですと付け加え
眉を下げ
「・・・ふふ。こちらへ」
ルナの反応を面白がるように
森の中に消えていく