僕らのアナザーリアリティ
僕らの出会い
ここは現実であって現実ではない空間世界。時の眠る場所―タイムスリーパー ―

選ばれた者―オプト―と限られた者―リミト―が
行くことのできる空間。

いつできたのか、誰が生み出したのか、いやそれよりも、この空間が存在していることすら知る者は少ない。

そんな空間に一人(という表現が合っているのか定かではないが)姿を現す者がいた。


『...やっと見つけた』


この瞬間運命の歯車が動き出した。



「リト~おっはよう☆」

「おはよ歩。朝からテンション高いね~」

「そりぁ朝一でリトに会えたかんな!」

「何それ(笑)」

「リト~歩~!!」

「あっおはよう柚木!」

「よぉ柚木!」


今出てきたのは、この話の台風の目になったりならなかったりする三人であり、登場順に
薊 梨斗(あざみ りと)
朱鷺田 歩(ときたあゆむ)白野 柚木(しらのゆずき)という。

この三人は小学校からの幼なじみで現在高校1年生である。

ちなみにこの3人は小学校1年のときから高校に入ってもずっと同じクラスという地味にすごい奇跡を起こしてたりする。

さて、そんな三人について外見のほうをちょっと詳しく述べるとしよう。

えっ?そんなのいらないって??まぁそうおしゃらずにお付き合い下さいな。


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