Plastic.
「てかさ、体調大丈夫なわけ??


つーかサボリ?」


痛い所をズケズケついて来るが、


こうサバサバしているのが麻子だ。


中身同様、


メイクも薄いけど、整った美人さんである。


そんな麻子に凄まれると、嘘は吐けない。


「てかね、


あたし、別れました」


テヘッと、


半ば顔色を伺いながら言う。


それだけで麻子はすべて察するから凄い。


「じゃあ昨日佐久間くんが午後帰ったのって・・・


え??じゃあ告った??」


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