非リア充の夏休み日記





やっぱりラストとなると大量の花火がどんどんと打ち上げられる。


花火の音に圧倒されて真剣に花火を見ていると、隣からチャプチャプと水の音が聞こえてきた。

…なんだ?と気になった俺は、ゆっくりと視線を隣に移し……



「うえ!?…っ――」

「…え、ちょっ、櫻井!?」

「どうした、どうしたんだ櫻井!」



白目を向いて倒れた。

そして同じく水の音が気になって隣を見た二人も、白目を向いて倒れた。



「最後にそれは、ないだろ…」





< 10 / 31 >

この作品をシェア

pagetop