現実的な恋愛事情






お昼になり、屋上に行った。

そこには、もう拓也がいた。

「話ってなに??」

「昨日のお前に相談してよかった♪
明希のヤツすっげぇ喜んでくれたよ♪
まじサンキュッ」

喜んでくれたんだ、、、

「よかったね!!話それだけ??だったら
もう、戻るけど、、、」

拓也と一緒にいたい気持ちもあるけど
まだ、ちゃんと心の整理が出来ていないから
あまり長い間一緒にいたくない、、、

「イャ、今のは大した話じゃない。
これからが本題
麻里、誕生日おめでとう」

そう言って、小さな紙袋を投げてきた。

あたしは、
慌ててそれをキャッチした。

「ナイスキャッチ!あけてみろよ」

あたしは、黙って頷き、中を見た。

そこには、
あたしの大好きな猫の形をした
ネックレスが入っていた。

「お前、猫好きだろ」

「ありがとう、、、」





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