Love&Cocktail
「何ですか?」
あたしは冷たくあしらう。
「冷たいなぁ〜…暇してんなら付き合ってよ!キミみたいな可愛い子、マジ好みなんだけど……」
金髪の男の人はあたしの手をグイッと引っ張る。
「ちょっ!やめてくださ……」
「いいじゃんいいじゃん!何もしないよ!」
もう1人の茶髪の男の人まで、あたしの行く手を阻む。
あたしはその状況に鳥肌を感じた。
怖い。
嫌……。
「嫌っ……!離して……っ!!」
あたしは必至に抵抗する。
けど男の人の力に敵うわけもなく。
「こらこら…暴れちゃダメだって!」
「大人しくついてきて……」
「嫌がってんだろ。やめてやれよ」