大嫌いで、大好きな君





アユムとばかり話していたからあまり回りを気にしていなかった。
そして学校についてしばらくするとミユが学校にきた。
制服が崩れているミユと笑いながら喋っていた。
そしているとレイタが学校にきた。
普通に席に行き鞄を脇にかけた。
そして近くにいたアユムと喋り始めた。



レイタ、しばらく見てなかったけどかっこよくなってるな。



「あ、レイタ寝癖着いてるし」



ミユは笑いながら言った。
ミユとレイタは中学校のころのカップルだ。
周りが騒ぎ立てるからあまり長続きはしなかったけどね。
でもミユは本気でレイタが好きだったから忘れるのに時間かかったけどね。
レイタは別れても平然な顔してたけどね。




「本当だ」



「レイタ、高校に入ってかっこよくなったよね?」



「うーん…確かに…」




あたしはミユの言葉に同意した。
昔のがきっぽさがなくなって大人っぽい。
少しクールっぽい。
確かに昔よりかっこいいけど、
レイタはあたしの嫌いなタイプ。
人なつこいけど、逆をいえばなれなれしい。
成績よすぎて逆にうざい。

あたし、そうゆう考えなんだよね。
あたしの好きなタイプ。
いままで付き合ってきた奴らは
スポーツできて、
でも頭悪くて
チャラチャラしてるけど
と友達おもいだし
クール


そんな感じの人たちだった。



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