モテモテ★HighSchool~u ♡ n ♥ meiの出逢い~

相部屋

ようやく部屋に着くと、春樹先生が部屋で座っていた。


「何で先生ここにいるの?」


「何でってここ俺の部屋だもん」


「ウソ!ってことは先生と同じ部屋!?」


「冗談だろ!?」


「だって、ここ201号室でしょ?」


「そうだよ」


「まっ、いっか。もしかしたら下手な人より先生で良かったかも」


「下手な人って何だよ」


「別に深い意味は無いよ」


私は部屋を見渡して、驚愕した。


「この部屋、仕切りとかないの?」


「そんなもの無いよ」


「着がえ出来ないじゃん」


「見なきゃいいじゃん」


「まぁそうだけど……」


「何?今、着替えたいの?」


「うん」


「じゃあ、こっち向いてるからそっちで早く着替えろよ」


TVの方を見ながら言う。
私は着替えを取り出し、着替え始める。


「まさかまた一緒に住むなんて思わなかったな」


着替えている途中で先生が話しかけてくる。


「私はそんな記憶無いけど」


素っ気なく言う。


「そりゃそうだよな。最後に会ったのは3歳の時だもんな」


「何で、そんな小っちゃい時の私の事覚えてるの?」


「まぁ、可愛かったからな。俺の妹みたいなもんだから」


「妹か。女としては見れない?」


「何、言ってるんだよ。先生に向かって」


「私……先生の事好きだよ」


下着姿になった時、私は先生の後ろ姿に抱きついた。


「止めろよ」


「止められない……好きなの…先生の事が。
今日初めてあなたの存在に気づいて私の事知っててくれて嬉しかった」


「これ以上、俺をからかうのは止めてくれ」


「私の事見てよ。先生が知ってる時と全然違うんだよ。
私達、きっと出逢うべくして出逢ったんだよ」



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