夏夜
私生活
 今日もいつもどおりだった。
朝は母に「おはよ。」
と言って家を出たし、
兄には頭に噛み付いて家を出た。
いつもの通りだった。

だけど、今日は特別。
受験は先週終わって楽になったし、
今日はうかれてていい。

「やったーーーー!!」
といわんばかりに、カオがにやけてたらしく、
兄に、
「うっわ・・・キも・・・・。」
といわれて、噛付いた。

いーっつもこんなカンジで家を出る。
もっと、兄と遊びたいかも、だが、兄が憎たらしい。
まぁ、どぉでもいいんだよ。

そんなコト・・・・。
今日は、特別♪

だって、今日は第1日目のお祭りだもん・・・。
それに、彼氏とも約束が入ってるし。

最近は自分が忙しくて、
彼氏なんかにかまってるヒマなんか
一分も無かったから、デートなんかするひま無かった。
だから、いっそう今日が楽しみぃ♪

「うふふ♪・・・あッ!麻実だー!!」

大親友の麻実。(まみ)
いっつも一緒なんだよ♪
わたしもダイスキだし、麻実もわたしのコトダイスキなハズ。
確実ではないが、麻実はわたしのコト
“親友”と思っててくれてるだろう。

「おはよー!!」
はッ。と麻実が気づいた。

「お・・おはよう。」

「どおしたの?悩みごと??のるよぉ!!」

「うん、実はね、わたし彼氏いるんだけどさ・・。」



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