一瞬
「もともと対して細くないじゃん。」
意地悪言ったあとの反応がすき。
でもこれは後ろに乗って欲しいから。
「えぇ!?秋くん失礼!もうご飯おごりなーし。」
予想通り。
最後の一言以外は。
その時コンコンとドアが鳴った。
「はーい。」
返事すると拓が入ってきた。
「あのさ、さゆのことなんだけど。」
さゆにももちろん聞こえている。
俺は急いでミュートにした。
たぶん今頃さゆは慌てているだろう。
「え?なに?」
