+Black Blood.
椅子に座り、朝食の付属品の様な飲み物に手を伸ばした。


(パン位食べておこうか・・・・でも入るか・・・?)


果実ジュースのピューレが入ってた事に少し驚き、パンを食うか食わないかで迷っている無花果。


(食べてみよう。)


と、そこで無花果は浅い決心だなぁ、と自嘲した。



「使用人な・・・・・・・・・・」



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「朝飯食った?」

「ああ。結局パンは少し残したが」

「何の事?」

「こっちの話だ」



朝食を摂り、天馬の後ろに続く2人。
仕事が始まるのだ。


「こっち。」


着いた先は、人気の無い玄関ホールだった。




「侵入者を捕まえるのがキミ等の仕事だけど、抵抗するようだったら殺して良いよ」

「分かった」

「ん。」


そして、そのまま天馬が去ろうとした。


「あ?何でもう行くんだ?」


「え?だから、此処が建物の真ん中。


侵入者の気配がしたら、捕まえろ?」


「此処?!気配がしたらって・・・・

察知するのか?だって侵入者は裏口からも表からも何処からも来る訳だろ?」


「それを、気配で追いかけて。ソレが仕事な」


「無花果。お前瞬発力は良いんだから気配ぐらい分かるだろ?集中しろ」

「ぐっ・・・・・・・・・」


ゼロからの当たり前のような注意に身を千路縮ませる無花果。


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