+Black Blood.
(集中・・・・・・・・?


そういやさっき変な物音がしたよな・・

東からの音か?

思い出せ・・・・確か、響く様な・・)



「ゼロ、気のせいかもしんねえけど、」


「オイッ?無花果?!」


突然、エントランスビーの方面へ走り出す無花果。



(大理石の床、金属製の壁)


カァーン・・・・・・・・



(微かに聞こえる、耳を澄ませ自分)


カッ・・・カッ・・・・



(こっちか・・・・・・・・・・・?


エントランスロビーには確認した所人は居なかった・・・侵入者の確率がある)



息を殺し、気配を無くし集中しながら走る無花果。



「 !」


(ひとの、気配)



瞬時に案内板の後ろに隠れた。

そして、近くも遠くも無い距離から音の発信源を見た。





(居る、黒ずくめが )


花壇の影に。不自然に動く黒い物体が居た。



(後ろからの方が早い)



無花果は、案内板を回って道が繋がっている背後へと身を潜めた。




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