+Black Blood.
「肩も、胸も、腰も、足も、腕も何もかも全てオレとは違う」


「・・・・・・・・・・?」

(仁叉は、何を言ってるんだろうか)


「そう言うのを、空羽はまだ何も知らない。でしょ?」

「知って・・・・何かあんのか・・・よ」

「あるかも。しれない」



仁叉は、無花果の左足の靴下の間に指を侵入させ、そのまま脱がせる。
露になった脚に、キスをして。



「この時代、女は不利なんだ。」


「っ・・・・・」


「君を思って、こうやって教えてきたんだ。

恨まないでね?」

(丁度空羽の身体は朦朧としてる訳だし)



「ぅ、や・・・・・・・」


(変な、感じが・・・する・・これも薬のせいなのか・・・・?)


脚が、自分の脇腹にしっかり添えられた無花果。


「以外に柔らかい・・・。」



「、ぅあ?!・・・・・なっに・・・」



(知らない、感触に・・・


上か、下か分からない・・・・・・変な感じ)




ふと、自分の体を見る無花果。


紅い印が増えている。


(何が・・・・起こるんだ・・・?
分からない、)



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