影に咲く一輪の花

…はぁよく寝たー……
…!?
えっーと…
まだ夢の中?
うーん…
「「どこにいったのだ?全く…祐哉は…」」
「「半蔵!祐哉は?」」
「「お前に似てまたどっかに消えたよ…」」
「「あたしだけじゃ…」」


「舞ー起きてる?今日一応また病院いくわよー」
「はーい…」
なんだったの…今年の夏休みはおかしい…暑さでとうとう頭いかれたかなー
でも進歩はあったなー``半蔵''ベルモットのような甘い声…もう一度聞きたい…顔も見てみたいしなぁ
「用意できたぁ?早くいくよ!!今日は病院で大丈夫って言われたら行きたいところ連れてってあげる」
「ほんと?なら江戸城にまた行きたい回らないで終わってしまったし」
いろいろ気になるしね…
でもほんと運いいよねー誰かに守られてるみたい…
でも今思えば今始まったことじゃないような気がする…そう…ずーと前から……
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