〇●ポーカーフェイス●〇
東城はさっきのことは何もなかったかのように俺には目もくれなかった
「東城おはよう!!遅刻なんて珍しいじゃん!!」
そう東城の肩をポンと触る俊介
「触らないで」
それだけ言って相変わらず前を向いたまま
「今日も相変わらずクールだな!!ポーカーフェイス!!そういや昨日先輩とどうだった??」
そんな俊介の問いに
「まあ、いい人だったわ」
それだけ言った
「お、なかなか反応いいんじゃねえか??もしや恋の予感??俺、恋のキューピット??」
「まさか。バカじゃないの?」
そんな会話に俺は聞こえないふりをしてそっぽを向いた
そんな俺に肩を回し、俊介は俺の顔を覗き込んだ
「おい、何か今日お前変じゃね??いつもなら、え、誰と会ったの??とか食いついてくるのに??」
「んなことねえよ。別に興味ねえし。こんなやつに
」
そう言って俊介の腕を払った
東城は相変わらず無反応だ
目も合わせようとしない俺たちを何回か交互に見る俊介
「なあ、お前らなんかあったの??」