君へ願うこと
いきなり声がしたかと思うとぐいっと腕を引っ張られて立たせられる。
「い、ちのせくん..」
さっきまで女の子といたはずじゃ...?
「失礼」
「え、ちょっと!市ノ瀬君!?」
引っ張られた腕が熱くて痛い..
一体何を考えてるんだろう?
「市ノ瀬君、市ノ瀬君!?」
何度名前を呼んだかな。
誰も使ってない教室に入ってすぐ、市ノ瀬君の腕がやっととかれた。
と思ったら
「如月さん?」
ものすごい恐い視線が刺さって来る。
「な、何...」
ひぇーーーー?あたし一体何をしたっていうの?