BRACK ANGEL~彼とあたしの秘密の関係~
「さて、じゃあ本題に入ろうかしら。」
ナナさんがキリッとした顔で立ち上がり、会議室にテレビ電話を設置して、スクリーンで見られるようにした。
あたしはもちろん、王子もこれからなにが始まるのか知らされていないらしく、スクリーンに釘付けになる。
ザザザ…
と音がした後、いきなり明るくなったスクリーン。
「いい?これからここに写る人があなたたち2人にしてもらう仕事を説明してくださるから、よく聞くのよ。」
ナナさんは真剣な顔であたしと王子に言った。
「「はい。」」
王子はどう思ってるか知らないけど、少なからずあたしはドキドキ。
「綿谷社長、準備できました。」
テレビ電話の本体に向かって、ナナさんが言った。