光をもとめて
「ほんとにこんだけ覚えとけば赤点免れんの?」
「あぁ。それ以上詰め込んだら覚えたこと全部を忘れんだろ、お前」
「あはは、当ったり~。ユキちゃんてアホに見えて何気に頭良いよね」
「あぁ。」
「うわ…ムカつく…」
「本当のことだし」
苦笑いしながら教科書やプリントをひとまとめにして鞄の中に突っ込んで一息ついた。
気がつくと、あたし達と席が近い女の人達はユキちゃんをちらちらと見ていた。
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