光をもとめて
「その歳できゃーきゃーはしゃぐなよ。マジで気持ち悪ィ…」
「やかましいわボケェ!!」
陣平のお母さんはあたしを抱きしめていた腕を解くと、背伸びをして陣平の頭を二つの拳でグリグリとしていた。
「痛ぇっ!!離せクソババァ!!」
「ウチにそんな口聞くなて何べんゆーたらわかんねんこンのクソガキ!!」
二人のやりとりが可笑しくて、あたしは大きな笑い声を上げていた。
そんなあたしを、二人はぽかんとした顔で見ていた。