光をもとめて
――この子も俺と同じ。
ただ…親に愛されたいだけなのに
それだけが叶わない…
俺は何となく女の子を独りにしたくなくて、缶ジュースを一本買ってきてやった。
『え…、くれるの?』
缶ジュースを両手で受け取った女の子はそれを見つめていた。
『そのために買って来たんだろ』
『……ありがとう』
小さくそう呟いた彼女は、照れくさかったのか、顔を伏せて缶の蓋を開けて飲み始めた。
俺もそれに続いて、缶ビールの蓋を開けて喉に流し込んだ。