光をもとめて
「すいませーん」
男は手を上げ、近くにいた店員を呼んで適当に注文を言い始めた。
「以上で」と区切ると、店員は「かしこまりました」と浅く頭を下げて小走りでキッチンの方に向かって行った。
「あ、煙草吸って平気?」
煙草を吸ってる後で今さらそんなこと聞くの遅いだろ。
「…勝手にしてよ。」とあたしはトゲのある言い方をして窓の方にそっぽ向いた。
「ほんと可愛げねぇな~」
「…だったらもっと素直で可愛い子探せば?」
ツンとした態度で言い返すと真白は苦笑いしながら2本目の煙草に火を点けた。