零れた詩たち。

その言葉が、どんなに嬉しかったことだろう。

どんなに私を救ってくれたことだろう。

君にしか見せることのない顔がある。

藤原くんに対するこの苦しみも、切なさも。

全部、君にしか見せない。

君は私に『お前は優しすぎる。』って言うけど。

それは違う。

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