あの輝きを、いつまでも。(仮)



「良いとこ連れてったげる。
………ついて来い。」


「え…?」


戸惑う彼女にお構いなく私は歩きだす。


昔から、思い立ったら即行動にうつすタイプなんでね。


「モタモタしてねーで早く来い」


「あ…はっはい」


彼女がついて来るのを確認すると、制服の胸ポケットから赤色のケータイを取り出し電話をかけた。



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