ウソつき〜後悔した理由〜





「…………じゃあ、女だったら喜んでるワケ??」





思い切って聞いてみた。




『あったりまえだろ!?


美人だとなおさら良い!!』





…………聞くんじゃなかった。





「帰国子女ってことは、英語がペラッペラってこと??」




『だろうな。』





………ふ~ん?




ちょっと憧れるなぁ?





『でもさ。
それ自慢してきたら嫌じゃね?』





…………はぁ??




「そんな嫌なヤツ、あんただけよ。」



『………そうだな~。



ってオイ!!!』



ノリつっこみ??



「翔太。

ケンカだけは、するんじゃないよ。



…………あんたはケンカ、やめたんだから。」



『…………わかってるよ』



しょうがねぇな、とでも言うように呟く翔太。



実を言うと、翔太はちょっと前までかなり荒れていた。



親を亡くし、寂しかったのだろうか。



あの頃の翔太は向かうところ敵無しというような感じで



ここら辺では最強だった。


誰にも止められなかった。




……………私以外には。



< 9 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop