絶対カレシ


 あたしは家に帰って來樹にメールした。

 【今日ゎごめん…。

  明日來樹予定あるかな?】

 送信

 【無理 明日友達といるから。

  いきなり何で?】

 來樹…完全に忘れてる。

 【いや、最近デートしてないなぁって

  思っただけ!でも、空いてないならいいや】

 送信

 【そっか、ごめん。

  じゃあまた学校でな】


 【うん、大丈夫!またね】

 送信

 空いてなかった。

 友達って…誰と遊ぶんだろう。

 いつも名前言ってくれたんだけど…

 今日は言わなかった。

 まぁいいや!

 月曜日聞こう。

 「明日暇だなぁ…」

 璃菜!璃菜誘ってみよう。

 【りなぁ!明日空いてる?】

 送信

 【ごめん 空いてないやぁ

  本当ごめんね】

 璃菜も空いてないのかよー。

 みんな遊ぶ人いるんだなぁ…

 璃菜は、小学校からずっと一緒のあたしが

 一番信頼してる大切な親友。

 【そっかぁ…うんん!大丈夫だよ。

  また今度遊ぼうね!】

 送信

 【うん!また学校でね】

 しょうがないなぁ…

 遊ぶの諦めるか…

 あたしは、部屋着に着替えて

 そのまま寝た。




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