幼なじみからのー??
────────────
あたしは、今
何をしているのでしょうか?



二人で湯舟に……


「ねぇ、健太…どぉして最近キスしてくんないの?」
思いきって聞いてみた。
「……」


健太は、黙ったまま


「ねぇ?健太?」

「愛華…ごめん。俺、夏休み終わって、体育祭終わったら、父さんについてアメリカに行こうと思う。」
どぉゆう意味?健太が、この街からアメリカに行くの!?
「え゛?」

「ごめん。」

「健太だけが行くの?」

「あぁ。ユズと蛍は残るって…だから母さんも……」


「だから、健太が行くの?」

「あぁ。なかなか言えなくてごめん。」
そんな……
「い…いつから、決まっていたのー?」

「夏休みに入ってから…」

「そっか……あたし…待ってるね?健太が帰ってくるの」
健太なら、いつまでも待てる気がする。
「愛華…絶対メールも電話もする。……長期の休みも…文化祭も…クリスマスも…誕生日も…帰ってくる。」

「健太ぁ。あたし…信じて待ってるから。浮気しないでね?」


「ばか!当たり前だろ?俺はこれからもずっとずっと、愛華を好きだよ。」

「う゛っ……う……け…けんたぁ……」


あたしと健太はお風呂を出て、
ベッドへ。



そして、健太と繋がった────












─────────────

「──華───愛華?」
あ。寝ちゃってた…
「健太ぁ?おはよう」
立ち上がろうとすると、
腰周りがいたい。


「いたぁいっ!」

「ごめん…ヤりすぎた…」

「……ヤりすぎた…」

「今更照れんなよぉーー」

「は?照れるに決まってんぢゃん?」

あたし…
健太とつながったんだね…



“プルルプルル♪”

あたしのケータイが鳴った。
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