†魔法使い一家†
「私下でいいよ‥。」

「いいの?」

「うん、高い所あんま好きじゃないから‥。」

「そうなんだ、でも、ありがとう。」

クリスはあまり顔に出してないが内心は嬉しいようだ。

「あっ、私の事はクリスって呼んで。」

クリスはまた笑って言った。

「わかった。私もリーナでいいよ‥。」

「うん、わかった。」

クリスはリーナと少し仲良くなれたような気がして嬉しくなった。

「あっ、もうすぐ50分経つから教室戻ろっ!」

壁にかかっている時計を見てクリスは言った。

「うん。」

二人は教室に戻り席に座った。
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