†魔法使い一家†
「リーナは兄弟とかいる?」

クリスはさっそく呼び捨てで聞いてみた。

「私一人っ子なんだ‥。」

「そうなんだ!」

「うん。ク、クリスは?」

リーナもクリスと呼んでくれた。

「私お兄ちゃんがいるんだ。でも一人っ子ていいね!」

「そうでもないよ‥。結構寂しかったりするし‥。」

「いたらいたでうるさいよ!すぐケンカとかするしさ‥。」

「でもなんかそうゆうの憧れる‥。」

リーナは羨ましそうな顔をしている。

「交換出来たらいいんだけどね‥!」

クリスは少しふざけて言ってみた。
< 98 / 200 >

この作品をシェア

pagetop