涙のスイッチ
「だからさ、美和」


「ん…?」


「信じて待つ、って、できない?」


前は信じてみるって言った。


だけど、旭くんに揺さぶられたあたしの気持ちはすごく弱くて。


不確かで。


すぐにペシャンコに潰れてしまう。


信じるって、何?


あたしは迪也くんみたいに強くはなれない。


闇に足元をすくわれてしまう。


今のあたしには。


無理だよ…。
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