STAR☆*
「俺の幼なじみなんだからっ!! 手ぇ出すなよ!!!」

 心平はいつになく、おっきな声で言った。




「一目惚れってあるんだな。俺この子のこと…」

 悠太は一歩あたしに近づいて言った。



えっ???



な、何???



「いい加減なコト言うんじゃねぇ!!」

 そう言うと、心平はあたしの手を握りしめてきた。



ぎゅっと力強く。



今までで、一番ってほどに。



子供の頃はよく手を繋いでた。



おっきくなるにつれて、繋がなくなっていった。



その手はたくましくて、やっぱ心平は男の子なんだって思った。
< 33 / 128 >

この作品をシェア

pagetop