BOND
「越智?」


「っ!!!」



はっと後ろを見ると、入ってきたばかりの武藤くんが立っていた。



「あっ‥おはよっ‥。」


「はよ。」



ニコッと笑って私の目の前に立った。




挙動不審の私。





「どうした?」


「え!?いや、何でもないよ。」




私は慌ててスタッフルームを後にした。




何動揺してんだろ。




どうして武藤くんはあんなに普通にしてられるんだろう‥。






仕事仕事。






でも私の頭の中はさっきのシーンがグルグルとまわっていた。


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