BOND
男の人はホットココアを持って戻ってきた。




「起きれるか?」





私はゆっくり起き上がり、ココアをもらった。





「熱いからゆっくり飲め。」


「ありがとうございます‥。」





私はマグを両手で包んだ。





暖かい。






「悪かった。」



「え?」



「俺があんなこと言ったから。」



「…あ。そんなんじゃありませんよ。」





私の気持ちが弱かっただけ。







だからあんな夢を‥。








「優しいんだな。」



男の人はフッと笑った。
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