BOND
快SIDE



友美と別れ、俺は家に帰った。




参ったなぁ。





パリに行くこと言えなかった。





まさか別れを切り出すと思ってたとはな‥。






ますます言えなくなったな。





さて‥どうする俺‥。









――――――――‥


俺は父さんの会社の社長室にいた。




「父さん、やはりパリには行けません。」


「‥快。お前には上に立つ力がある。」


「…兄貴の相手はわかったんですか?」


「いや。」




俺はソファに深く体を預けた。





兄貴を惚れさせた相手が見てみたいな。





あの兄貴を変えるなんてよっぽどだ。



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