BOND
「快、パリの資料だ。あと2ヶ月だ。覚悟を決めろ。」


「…。」




父さんは資料をテーブルに置いた。





「快、何を迷うことがある。」


「…父さん。」


「何だ。」


「いえ。失礼します。」





俺は資料を手に社長室を後にした。








家に帰り、資料をテーブルに放り投げた。






「はぁ…。」






俺はソファに崩れるように座った。





「快ー。」




普通に俺の部屋に入ってくる勇人。






「お前か。」


「お前か。はないだろ。」





そう言ってソファに座る勇人。
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