BOND
―――――――‥
バイト中



私はなんかやる気になれなくて、ため息ばかりついてしまう。





裕に会いたいなぁ‥。





そればっかり。





「越智?」


隣から顔を覗き込んでくる武藤くん。



「っ!!はいっ!!」



ビクッとなって大きい声で返事した。




「大丈夫?」


「え?」


「なんかあった?」




どうしてそんなに優しくしてくれるんだろう。




「あ、いえ。すみません。」




私はぺこりとお辞儀して仕事に集中した。





今は仕事中だ。




武藤くんに心配してもらってちゃダメじゃん。





「いらっしゃいませ。」




でもカップルのお客さん見ると羨ましくなっちゃう‥。
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