BOND
大阪に着き、私はタクシーに乗り込んだ。



住所を伝え、私は窓の外を見た。




夜遅いのに明々と点いたイルミネーション。





夜遅いのに、人は多い街。





私はタクシーを降り、裕の家を見上げた。




電気が消えてる。




もう寝てるのかもしれない。




私はどうすることもなく、ただ突っ立っていた。





しばらくすると。




「友?」



私は左方向を見た。



そこには裕が立っている。




私は裕を見つめ、固まった。





勝手に溢れだす涙。





「裕…。」


「入ろう。」



私は裕に背中を押され、中に入った。
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