甘きゅん【完】
「やっ。
ちょっと待って!」
「だーかーらー。
柚月、何?…って…」
立ち上がりかけた颯斗の腕を掴んで揺らす。
「颯斗、あたしのものになって!!」
「――はぁ?」
とたん、細められる颯斗の大きな二重の目。
「柚月、それマジで言ってんの?」
眉間に寄せられるしわ。
「だって…
テレビの中の颯斗とか、嫌だもん」
唇をぷにっと突き出して、文句を言うようにぶつぶつ言うと――…
ちょっと待って!」
「だーかーらー。
柚月、何?…って…」
立ち上がりかけた颯斗の腕を掴んで揺らす。
「颯斗、あたしのものになって!!」
「――はぁ?」
とたん、細められる颯斗の大きな二重の目。
「柚月、それマジで言ってんの?」
眉間に寄せられるしわ。
「だって…
テレビの中の颯斗とか、嫌だもん」
唇をぷにっと突き出して、文句を言うようにぶつぶつ言うと――…