甘きゅん【完】
「ぎゅぅぅって、してください。
ちゅって、してください」


ぴょこんと、颯斗に向かって頭を下げたら――…


「ん―…。
どうしよっかなぁ」


そんな言葉とともに、両手を後ろについて、天井を見上げる颯斗。


「ばっか、颯斗。
どうしよっか、じゃないでしょ―っ!!
話が違う―っ!!」


あんな恥ずかしいこと、言わせておいて―っ!!


颯斗の首元を掴みあげて、がぉ―っと、噛み付く勢いで締め上げたら――…


「そんなに、俺にキスしてほしい?」
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