甘きゅん【完】
そう言って、あたしが唇をかみ締めると――…


「…面倒くせぇ女」


くしゃりと。


煌大は自分のさらさらの髪を撫でて、天井を仰いだ。


うっさいな。


仕方ないでしょ?


2年前のあれがトラウマなんだもん。


「…煌大にはわかんないよ」

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