ハミガキ刑事
「ちっ!!。たったの五千円しか入ってねぇよ」


犯人は、ブツブツ文句を言いながら走っている。


―――そのときっ!!


【ま"づ"ん"た"ぁぁぁ〜〜!!】

ハミガキをしながら、森田刑事は追いかけた。


「な、何だ!?、アイツ…。ハミガキしながら、追いかけてくるでや…。――こ、コエ〜〜。」


犯人は、それを見てビビリながらも走り続ける。



「――よし、今だっ!!!!!」



そして森田刑事は、犯人の衣服にハミガキ粉を付けた。


「何をしたんだ?あの変な刑事…」

犯人は首を傾げて言った。


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