天使のキス。
むふむふと鼻息も荒く、パパと悠くんを見比べるあたしの前。


「狭いところですが、どうぞ」


パパが悠くんを家の中へと促し――…


「愛里、悠くんをお部屋にご案内して」


満面の笑みであたしに目配せをした。


ってパパ???

いったい…
どの部屋に???


「…ん?」


“そんな話、なにも聞いてないよ?
打ち合わせだってしてないじゃん”

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