天使のキス。
「ん?
忘れたの?
自分で誘っておきながら。
そろそろ“デレ”の部分を出してみろよ」


「はぁ?
なんのことよ?
つーか、腰とか触るの、やめてよね」


「おまえ、それ。
わかっててやってる?」


「はぁ?」


「男はさ?
抵抗されれば抵抗されるほど燃えるんだよな?」


…って、変態さ―ん!!


「ほら。
もっと嫌がってみせろよ」


きゅっと手首を掴まれて、


「ほんとは嫌じゃねぇクセに」


綺麗な顔を近づけられた。


< 35 / 921 >

この作品をシェア

pagetop