天使のキス。
「あたし。
悠の事好きだから」


悠の瞳を見つめ、きっぱりと言った。


それなのに――…


「愛里、無理してない?
やめようか?」


揺れる瞳に宿る悠の優しさに、涙が出そうになった。


悠のこと好きなのに――…


やっぱり不安。
やっぱり心配。


「大丈夫だよぉ」


そう告げる声が少し震えた。


そんなあたしの様子に――…

< 430 / 921 >

この作品をシェア

pagetop